eラーニングの現在、そして未来

eラーニングとは、ネットワークを経由した学習形態

eラーニングに限らず、これまでの企業の教育研修は、本社の教育担当部署で教材を作成し、一元管理し、受講者である従業員へ配信(配布)するところがほとんどでした。

ですが、先進的な企業では、現場の改善のアイディアやノウハウを教材化したものを、本社側で集約し、ブラッシュアップした上で、再度より広く再配布する、ボトムアップ型の教材開発も試みられています。

教材を作ることは、マニュアルを作ることに似ていますが、単純に手順やルールを箇条書きにしたマニュアルと比べると、業務の中でどこを間違えやすいかといった注意点や、必ず覚えてほしいこと、紛らわしいことなどが、自覚化されるメリットがあります。また、現場で作成したマニュアルの理解度を部署内でチェックすることにも有効です。

これにより、従来OJTでしか伝えられないと考えられてきた、現場の知恵やノウハウが教材されることで、教える側の教え方の良し悪しや、教わる側の理解度のバラツキを平準化することが可能です。

また、現場で有効性が認められた教材を、本部側で吸い上げ、ブラッシュアップすることで、他の部署にもそれを展開することができ、現場の意見やノウハウが盛り込まれた、より具体性の高い教材を共有化することが可能になります。

こうした現場で教材を作る場合、もっとも適した教材の形態は、Q&A形式のドリルトレーニング型教材です。日々の業務で忙しい現場では、まとまった分量を教材を作成することはなかなか大変ですが、ドリルトレーニング型の場合、1問単位で作成することができるため、日々の業務の中で気づいたことから、1問単位で作成し、蓄積していくことができます。(部署ごとに手分けをして作成することも可能です。)

こうした現場レベルでのPDCAサイクル的な教材作成を積み重ねていくことは、業務レベルの底上げとさらなるレベルアップをもたらします。分散開発&ボトムアップ型によるドリルトレーニング型教材が、今後求められる教材開発になります。

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